子供の写真を撮る時に、大人の背丈からカメラを構えると、どうしても子供の目線が上がり、同じような表情の写真が多くなってしまいがちです。視点を変えて撮影することで、違った表情の面白い写真が撮れますから、色んなアングルにチャレンジしてみましょう。思い切って子供の目線よりも下に、寝転んで見上げて撮影してみましょう。草原でテントウムシやカマキリの動きに夢中になっている姿や、水溜りをかき混ぜている姿、粘土遊びやお絵かきに熱中している時など、何かに一生懸命に取り組んでいる表情はカメラ目線でないだけに、その子の素の表情が出て、面白い写真になります。

上からだと、背中や横顔しか映すことができませんから、頑張って嫌がられない程度に、そうっと覗き込んでみましょう。また、子供の動きを撮りたい時にも、下からのアングルは躍動感が出て面白いのでおススメです。かけっこしたり、ジャンプしたりする時に、下から撮る事を心がけてみるだけで、普段とは違う表情が見られます。どのアングルからでも、我が子はカワイイものですが、大人の一方向からの目線からだけだと、ついついその子の好きな物や興味のある物が偏ってしまいます。

子育てにも言えることですが、常に色んな方向から、視点を変えて見て上げることが大切です。色んな表情があり、どんなことも受け入れてあげる寛容さを見せることで絆も深まっていくことでしょう。様々な思い出のシーンをたくさん残してあげられると良いですね。

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